11-10、米国の市場操作
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◆国の借金時計のうち、600~700兆円は対外資産(旧ドル資産)
◆株価の押し上げと米国債暴落の阻止
さて、それでNYの株価は1万6000ドル直前まで
計画的に吊り上げられてきています。ただ今その金
融緩和の限界が見えてきていて、それでバーナンキ
の「金融緩和縮小の延期」要するに「(辞められな
いから)金融緩和=じゃぶじゃぶまねーをこれから
も続ける」という発表がありました。
QEのジャブジャブマネーでモーゲージ担保証券(MBS)
をずーっと買い続けているFRBですが、たぶん、これ
を「辞められない」状況です。それでこの前株価は押
しあがって史上最高値の1万5658ドルをつけて
10月4日に1万5000ドルを割りました。
「11月中にあげる動きをして、年末のクリスマス景
気をあおるだろう。2014年の1月に入ったらまた
さげる。この1ヶ月単位での上げ下げを繰り返す」
というシナリオですが、妄信はしなくてよいですが参
考に覚えておくとよいでしょう。
ちなみに米国債の「基準の水準」「為政者が意識して
いる水準」はずばり「10年物長期金利の3%」の水
準です。この長期金利3%水準までいったのですが、
この前無理やり2.7%まで「冷やしました」。今の
アメリカはこうやって危機を乗り越える算段のようで
す。
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